
エンジン
ブロック
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RSと非RSで異なる。違いとしてはRSには水冷のオイルクーラーが装備されているがそれ以外は不明。
シリンダヘッド&バルブ
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ヘッドはRSと非RSで異なるが、最終的に統合されている。
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EXバルブは全グレード共通だが、INバルブはRS前期/RS後期/非RSで異なる。RSの場合はチタン合金バルブになっており、傘の部分がRS前期はフラットでRS後期は窪んでいる。RS前期のフラットなバルブを使えば圧縮比が上がる。RS後期のバルブは一番軽量→詳細
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バルブガイドは焼結合金になっている
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バルブシートはIN,EX両方ともOH用に0.3mmと0.5mmオーバーサイズの設定がある(外径がオーバーサイズなだけでバルブの当たり面は同じはず)
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RSはバルブの材質がチタンで特殊なため、バルブやバルブシートが摩耗しやすい。バルブ(シート)が摩耗するとバルブクリアランスがずれて最終的にクリアランス0になって圧縮がおちる+摩耗した分圧縮比が下がる。バルブシートが摩耗した4g92はこまめなバルブクリアランス調整必須。
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バルブシートのテーパー角も45°ではない特殊な角度のため普通のシートカッターが使えない。海外では4g92用のビッグバルブ(おそらくテーパー角45°)+バルブシートのセットがよく売られていて輸入する価値あり。
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インレットのポートがもともとかなり広いため、ポート加工して広げても空気が入っていかないらしい。ビッグスロットルとセットで効果でるらしい。
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バルブスプリングは全グレード共通
ピストン
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直径81mm
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RSと非RSで異なる→詳細
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純正で0.5mmと1.0mmのオーバーサイズピストンの設定あり(RSは0.5mm: MD337907, 1.0mm: MD337908、非RSは0.5mm: MD333585, 1.0mm: MD333586)
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ピストンリングは0.5mm: MD177120(代替MN137974), 1.0mm: MD177122(代替MN137975)
社外品ではTPRやNPR、RIKENが出している。(例えば1.0mmだとNPR:SWM31079ZZ100, TPR: 339023F100, RIKEN: 2074100)
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CA4AのピストンとCJ4Aのピストンは基本的に寸法は同じだがエンジンの回転方向が逆の為ピストンピンのオフセットが違う。(ピストンリングはCA/CJで使いまわし可能。4G93/4G94も流用できる。)
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海外ではピストンピンが刺さる穴の径を加工してB16/B18のピストンをインストールするチューンもある
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81mmはサイズがSTD A, STD B, STD Cの3種類あり
クランクシャフト
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ホンダのB型エンジンと比べるとやわらかくて傷がつきやすいが、多少傷があっても問題ないらしい
フライホイール
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RSと非RSで異なる
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固定のボルトは7つで付く向きにしか付かないようになっている
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固定ボルトはM11の長さ19.5mm(MD751238)とM11の長さ28.5mm(MD179365)のタイプがある。RSは全車種28.5mmだと思われる
カムシャフト
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RSと非RSで異なり、RSの方がハイカムのリフト量が大きく高回転型になっている。RSでも98年以前と99年以降でカムシャフトの変更があり、99年以降のカムシャフトはハイカムのリフト量を下げるかわりにMIVECポイントも下げて、中回転からのパワーを重視した仕様になっている。
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前期のカムシャフトはバルブタイミング、バルブリフト量共に高回転でのパワー重視。→詳細
カムホルダー
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カムシャフトのジャーナル部やロッカーアームの軸部分の摩耗による不具合が多い。
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後期になって対策品に変わった。(前期: MD315363, 後期: MD362434)
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MIVEC不良(所謂NIVEC,半ベック)はカムホルダーの油路の詰まりによってロッカーアームのハイカム切り替え用のピンに適切な油圧がかからないことが原因と言われていて、カムホルダーの洗浄やピンを押しているスプリングのレートを弱めることによって治ることがある。
オイルパン
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ダートラやラリーなんかしたり、車高下げてオイルパン打ちつけて凹ませるとオイルストレーナーがつぶされてオイルが吸えなくなりNIVECやエンジンブローに直結する。
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後期用は対策品になってる。前期用: MD329985, 後期用: MD339439
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オイルパンの凹み対策として、ストレーナーに穴や切り欠きを設けてパンが潰されてもオイルを吸えるようにするという方法が知られているが、エア吸いしかねないためオイルパン自体が凹まないように強化する方がいいと思われる。
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オイルフィルターはグラベル走るならEKワゴン等用のショートタイプの方が良いとされている。フィルターとタイヤの位置が近いため、長いフィルターだと石が挟まったりぶつかったりして穴が開くらしい。
メタル
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メタルは子メタルが三種類、親メタルが五種類のサイズ設定がある。
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親メタル:MD194178-MD194182の5種類で、MD194178(茶色)が一番厚みが薄く、MD194182(桃色)が一番厚い
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親メタルは2026年1月時点で1(茶色)と5(桃色)が廃盤→メタルの純正流用
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海外製のメタルは存在するが、サイズが一種類しかないため、クランクシャフトの加工をしないとちゃんとしたエンジンが組めない(逆にアンダーサイズのメタルは何種類かあるので、クランクシャフト削るのであれば使えるかも)
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子メタルはMD194201-MD194203(1115A438-1115A440)で、茶色が厚み薄くて緑が分厚い
吸排気
吸気
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非RSはエアインテークのパイプにレゾネーターがついているが、RSには無い。
排気
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マフラーのリアピースがハッチとアスティで異なるが中間までは共通。
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アスティのほうが直線的なレイアウトのため排気効率が良く速いという噂がある。
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アスティにはCKランサーのリアピースが取り付け可能らしい。中間パイプは長さが違う。
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エキマニは非RSとRSで異なり、RSのほうが太いが、それ以降は全グレード共通。
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エキマニの直後に付くフロントパイプの蛇腹からよく排気漏れする。排気漏れした場合は蛇腹を切り取って汎用品をつければよい。フロントパイプの品番はMR188806でCK4Aとも共通
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ガスケットの品番は、ヘッド-エキマニ: エキマニ-フロントパイプ: MB687022, フロントパイプ-触媒: MB687002, 触媒-中間パイプ: MB687002, 中間-リアピース: MB687013
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触媒は97年6月以前と97年7月以降で異なり、前者は排気温センサーがついているが、後者は排気温センサーが無くなっている。ECUの変更に伴うものと思われる。
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CJ2A/CJ1AとCJ4Aとでは排気系統の太さが違う。
ECU
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CJ4Aには年式/グレードによって様々なECUが存在する。
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品番は、
RS前期(95年-97年6月): MD334383
RS前期+後期(97年7月-98): MD352556
RS後期(99-00): MR420449
RSミラージュカップベース(95-96): MD336610
RSミラージュカップベース(97): MD352557
非RS前期(95-97): MD335299
非RS後期(98-00): MD352555
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RSに関しては、98年以前と99年以降でMIVECポイントが異なり、前期は6500rpm付近でMIVECに切り替わるのに対して後期は5500rpm付近で切り替わる。基本的にどのECUをつけても動くが、97年以前の前期に後期用のECUをつけると排気温の警告灯がつく(後期には排気温センサーも警告灯も無いため)。非RSはMIVECが5000rpm?付近で切り替わるらしい。
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ミラージュカップ用?のECUには基盤が追加されている偉いやつがあるらしい
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ラリーアートのECUも存在する
補器類
オルタネーター
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CK4Aと共通
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前期は80Aだが後期から90Aになっている。
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ベルトのテンション調整は、オルタの付け根のナットとテンショナーに付いている四角い箱みたいな物体に付いているボルトをまず緩める(外したらダルイことになるので外さないように!)。そのあとにテンショナーの一番長いボルトを回してテンション調整する。順番をミスるとテンショナーを破壊するので注意
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ベルトの品番はMD312400(775mm)
エアコン
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コンプレッサーが96/97/98/99で異なる→エアコン流用について
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コンプレッサーはCJ1A/CJ2A/CL2A/CK1A/CK2A/CK4A/CM2A/CM5A/CM8A/CK8A/CN9A/CP9A/EA4W/EA5W/EC4W/EC5A/EC5W等と共通。他にもFTOのやつも流用できるらしい。マグネットクラッチは年式によって共通車種が違うが多分使える。
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RSはオプションでエアコンを選べたため、ベルトやプーリーがエアコンレスと有りで異なる。
ベルトの品番はエアコン付き:MD317245 (1330mm), エアコンレス:MD319917 (1080mm)
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エアコンレスとエアコン付きでテンショナープーリーが異なり、エアコンレスのプーリーはベルトの内側(溝が切ってある方)に噛むようになっていてエアコン有はベルトの背面(刻印が印刷されている面)にあたるようになっている。
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テンショナープーリーの調整方法は、まずプーリーの軸の部分のナットを緩めてから車体前方のボルトを回して調整する。
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エアコン付き用のプーリーはよくテンション調整時に斜めになってしまい、後々プーリーが走行中に飛ぶ原因になるので注意
ラジエーター
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CN/CPランサーのやつも付くらしいが、塞がないとオーバークールになるとか。
セルモーター
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前期と後期で異なる。前期は小型なダイレクトドライブタイプ(0.9kW, MD301348)で後期はやや重くなって強化されたプラネタリリダクションタイプ(1.2kW, MD360368, 代替MR994325)
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前期はCJ2A/CJ1A/CK1A/CK2A/CK4A/CL2A/CM2A/CM5Aと共通。
後期はCJ2A/CJ1A/CK1A/CK2A/CK4A/CL2A/CM2A/CM5A/CQ1A/CQ2A/CQ5A/CR5W/CR6W/CS2A/CS2V/CS2W/CS5A/CS5W/EA1A/EA1W/EA7A/EA7W/EC1A/EC7A/EC1W/EC7W/H61W/H62W/H66W/H67W/H71W/H72W/H76W/H77Wと共通。
パワステ
足回りの項参照
燃料系統
燃料タンク
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RSと非RSで異なり、RSは旋回チャンバー的な物が付いている。
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容量は50L